アビームコンサルティングとは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・向いている人【2026年版】
アビームコンサルティング株式会社は、1981年に設立された総合マネジメントコンサルティングファームです。アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、戦略の立案から業務改革、ITの導入までを担います。親会社は、東証プライム市場に上場する日本電気株式会社(NEC)です。本記事では、事業内容と特徴を公開情報から整理します。
会社概要
| 社名 | アビームコンサルティング株式会社(ABeam Consulting Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 1981年4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山田貴博 |
| 資本金 | 62億円 |
| 従業員数 | 約9,600名(2026年4月1日時点・連結) |
| 連結売上高 | 1,796億円(2026年3月期)。2025年3月期は1,598億円、2024年3月期は1,408億円 |
| 株主 | 日本電気株式会社(NEC) |
| 本社 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
| 国内拠点 | 東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、沖縄 |
| 拠点数 | 直営32拠点(2026年2月時点)。ほかに提携パートナーの拠点が約130 |
| 事業内容 | マネジメントコンサルティング、ビジネスプロセス コンサルティング、ITコンサルティング、アウトソーシング |
アビームコンサルティングの設立は、1981年4月1日です。1997年にデロイト トーマツ コンサルティングへ商号を変え、2003年にデロイト トウシュ トーマツから独立して現在の社名になりました。
この独立の翌年にあたる2004年、NECと戦略的な資本提携を結びました。2015年3月にはNECの完全子会社となっています。株式市場に上場しているのは親会社のNECで、アビーム自身はその傘下で事業を行います。
また、表の従業員数と売上高は、いずれもアビームコンサルティングと子会社を合わせた連結の数値です。親会社であるNECの連結数値とは範囲が異なります。売上高は3期続けて増えました。
事業内容と特徴
アビームコンサルティングの事業は、マネジメントコンサルティングとビジネスプロセス コンサルティング、ITコンサルティング、アウトソーシングです。構想を描くところで区切らず、実行と成果の創出まで一続きで支援します。
この支援を組み立てる土台が、インダストリーとサービスラインという2つの軸です。インダストリー側は、自動車・モビリティや電子部品・半導体から銀行・証券、商社、電力・ガス、中央省庁・公共までを受け持ちます。一方のサービスラインが扱うのは、企業戦略や事業開発から組織・人材、AI・データ利活用までのテーマです。
こうした体制と対をなすのが、アジアを中心とした海外ネットワークです。直営の拠点は32拠点あり、中国や韓国、東南アジア、インドに加えて米州と欧州にも及びます。提携パートナーの拠点は約130に広がり、One Strategy, One Teamという方針で地域をまたいだチームを組みます。
さらに、海外の体制はここ数年で形を変えています。2025年にはベリングポイントとの合弁でBearingPoint NA LLCを設立し、米州での提供体制を広げました。2026年にはオプティマムソリューションズとの共創で、インドにグローバルケイパビリティセンターを開いています。
同社のもうひとつの特徴は、経営理念に置いたReal Partnerという立ち位置です。経営と現場、グローバルとローカルの間に立ち、戦略と実行の乖離をなくす役割です。日本およびアジア発のNo.1グローバルコンサルティングファームを目指す姿勢が、その背景にあります。
働き方・カルチャー
アビームコンサルティングは、時間と場所の選び方に幅を持たせた働き方を用意しています。フレックスタイム制にコアタイムがなく、始業と終業の時刻を社員が自分で決められます。
この時間の裁量と対になるのが、場所の選択肢です。Free Location制度により、自宅とクライアント先、シェアオフィスから働く場所を選べます。リモート率100%での就業を認めるフルリモート制度もあります。
また、ライフイベントに合わせて働き方を変えられる制度もそろいます。育児や介護、傷病の治療を事由に勤務時間を短くする短時間勤務制度と、勤務日数を減らす短日勤務制度です。副業も制度として認めています。
背景には、Business Athleteというコンサルタント像があります。頭と体と心のコンディションを整えることで、生産性と創造性を高めるという考え方です。健康経営優良法人の認定や、PRIDE指標のゴールド受賞もこの流れの上にあります。
キャリアパス・育成
アビームコンサルティングの職種は、Consultant職とSpecialist職、Planning & Operation職に分かれます。Consultant職の階梯は、ConsultantからSenior Consultant、Manager、Senior Manager、Principal/Directorへと上がります。
この階梯を上がる過程を支えるのが、カウンセラー制度です。所属部署の管理職がカウンセラーとなり、中長期の視点でキャリア構築に付き合います。キャリア入社者には、入社直後に約10日間の研修があります。
さらに、職種や部署を変える道も開かれています。部門を通さずに国内外のポジションへ応募できるのが、社内公募制度です。職種を変えたい場合にはキャリアチェンジ制度があり、海外研修派遣制度で現場に出る選択肢もあります。
加えて、資格取得の一時金や自己研鑽を事由とする休職制度もそろいます。管理職以上がメンターとして登録する社内メンタリングプログラムもあります。
向いている人
業界とテーマの両方から専門性を積みたい人に向いています。組織はインダストリーとサービスラインの2軸で、自動車から金融、公共までの業界と、戦略やAI・データ利活用といったテーマが交差します。
また、構想だけでなく実行まで関わりたい人にも合います。事業はマネジメントコンサルティングからITコンサルティング、アウトソーシングまでを含み、描いた絵が動き出すところまで追えます。
さらに、アジアを軸にグローバルな仕事をしたい人にも向いています。直営の32拠点は中国や東南アジア、インドに厚みがあり、海外研修派遣制度で現場に出る道もあります。
このほか、働く時間と場所を自分で組み立てたい人にも合います。コアタイムのないフレックスタイム制とFree Location制度がそろい、リモート率100%で働く選択肢もあります。
よくある質問
アビームコンサルティングはどんな会社ですか?
1981年に設立された総合マネジメントコンサルティングファームです。アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、戦略の立案から業務改革、ITの導入までを担います。2015年3月に日本電気株式会社(NEC)の完全子会社となり、従業員数は約9,600名(2026年4月1日時点・連結)です。
アビームコンサルティングの働き方の特徴は?
フレックスタイム制にコアタイムがなく、始業と終業の時刻を社員が自分で決められます。Free Location制度により自宅とクライアント先、シェアオフィスから働く場所を選べ、リモート率100%での就業を認めるフルリモート制度もあります。
アビームコンサルティングはどんな人に向いていますか?
業界とテーマの両方から専門性を積みたい人、構想だけでなく実行まで関わりたい人、アジアを軸にグローバルな仕事をしたい人、働く時間と場所を自分で組み立てたい人に向いています。
まとめ
アビームコンサルティング株式会社は、1981年に設立された総合マネジメントコンサルティングファームです。2003年にデロイトから独立し、2015年にはNECの完全子会社となりました。インダストリーとサービスラインの2軸で、構想から実行までを一続きで支援します。これを支えるのが、アジアを中心とした32拠点の直営網と約130の提携パートナー拠点です。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: abeam.com ほか
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