アクセンチュア(Accenture)とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・向いている人【2026年版】
アクセンチュア株式会社は、1962年の事務所開設から日本で事業を続ける外資系の総合コンサルティングファームです。グローバルでは52カ国・200都市以上に拠点を持ち、日本でも札幌から熊本まで専門拠点が並びます。2025年9月には戦略からテクノロジーまでの事業をひとつに統合しました。本記事では、アクセンチュアの事業内容と組織の特徴を公開情報から整理します。
会社概要
| 社名 | アクセンチュア株式会社(Accenture Japan Ltd) |
|---|---|
| 日本での創業 | 1962年(事務所開設) |
| 設立 | 1995年12月 |
| 代表者 | 江川昌史(代表取締役会長 兼 アジアパシフィック共同CEO)、濱岡大(代表取締役社長) |
| 資本金 | 3億5千万円 |
| 日本法人の従業員数 | 約30,000人(2026年6月1日時点) |
| 本社 | 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR |
| 国内拠点 | 東京、横浜、札幌、仙台、会津若松、前橋、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本 |
| グローバル規模 | 52カ国・200都市以上。従業員数は約799,000人 |
| グローバル売上高 | 697億米ドル(2025年8月期) |
日本での歩みは、1962年の事務所開設から始まります。現在の日本法人が設立されたのは1995年12月で、経営は代表取締役会長の江川昌史と代表取締役社長の濱岡大が担っています。
一方、表に挙げたグローバル規模と売上高は、日本ではなく全社の数値です。52カ国・200都市以上に約799,000人が在籍し、2025年8月期の売上高は697億米ドルでした。日本法人の人員は、2026年6月1日時点で約30,000人です。
この国内拠点は、東京と大阪に加えて地方にも広がっています。札幌と会津若松のイノベーションセンター、仙台・前橋・名古屋のアドバンスト・テクノロジーセンター、京都のアドバンスト・AIセンターがその代表です。
事業内容と特徴
アクセンチュアの事業は、戦略の立案から業務改革、システムの構築と運用までを一続きで担う総合コンサルティングです。支援する業界は金融や自動車、通信・メディア、エネルギー、公共サービスなど20分野に及びます。
この幅を束ねているのが、2025年9月1日にグローバルで発足したリインベンション サービスです。ストラテジーとコンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、ソングの5つの事業をひとつにまとめました。統括は、同社で初めて置かれたチーフ・サービス・オフィサーのマニッシュ・シャルマが担います。
さらに2026年3月31日には、この事業体の内側を組み替える新たな体制が発表されました。顧客と向き合うのはサイバーセキュリティやデジタルコア、ファイナンス、タレントなど7つのリインベンション パートナーです。そこへ専門性を供給するのが、AI アンド データ、インダストリー アンド プロセス、テクノロジーという3つのリインベンション エンジンです。加えて、クライアント サクセスが提案から品質までを横断して受け持ちます。
こうした体制を日本で受け止めているのが、各地の専門拠点です。2006年に開設した札幌のイノベーションセンター北海道は、SaaSやPaaSを使った開発とモバイルアプリの開発を担います。RPAや生成AIによる業務自動化、自治体のDX支援にも関わります。会津若松のイノベーションセンター福島が手がけるのは、市民向けポータルやAIチャットボットといった地域のデジタル化です。
同社のもうひとつの特徴は、構想から実装と運用までを同じ会社の中でつなげられることです。すべてのステークホルダーに対する360度の価値創造を、成功をはかる指標に置いています。
成長性・外部評価
アクセンチュアの業績は、グローバルで増収が続いています。2025年8月期の売上高は697億米ドルで、前年度から7%増えました。新規受注は806億米ドルです。
この成長を引っ張っているのが、生成AIの領域です。同じ期の生成AI関連の新規受注は約59億米ドルに達し、前年度のほぼ2倍に伸びました。生成AIによる売上高も27億米ドルとなり、前年度の3倍になっています。
その動きは日本側の拠点にも表れています。2024年3月には熊本市と福岡市の拠点を増設し、インテリジェント・オペレーションの体制を厚くしました。同年11月14日には京都市にアドバンスト・AIセンター京都を開き、同じ日に京都大学と包括連携協定を結んでいます。
こうした広がりを支えているのは、人材への投資です。2025年8月期に社員が受けた研修は、グローバル全体で約4,700万時間に達し、前年度から9%増えました。
働き方・カルチャー
アクセンチュア株式会社は、2015年から独自の働き方改革であるProject PRIDEを続けています。全社員が参加するイノベーション活動として始まり、制度と意識の両面から働き方を組み替えてきました。
背景には、プロフェッショナルとしての誇りを持てる職場をつくるという考え方があります。取り組みは10年目の2024年に次の段階へ移り、時間あたりの生産性とスキルの伸長に重心を置いています。
実際に、組織の構成にも変化が表れています。女性社員の比率は改革前から17ポイント以上上がり、女性管理職の比率は21.9%になりました。新卒採用に占める女性の比率は51.1%です(いずれも2024年12月時点)。
さらに、勤務地の選び方にも幅があります。札幌のような地域拠点は、その土地に根を下ろしながら東京やグローバルのプロジェクトにも参加できる場です。
向いている人
戦略と実装の両方に関わりたい人に向いています。アクセンチュアが支援する業界は20分野に及び、戦略の立案からシステムの運用までが同じ組織の中にあります。リインベンション サービスへの統合によって、担い手が途中で入れ替わらない形の支援がしやすくなりました。
また、AIを軸にキャリアをつくりたい人にも合います。2025年8月期の生成AI関連の新規受注は約59億米ドルまで伸び、AI アンド データはリインベンション エンジンのひとつとして全社へ専門性を供給します。
さらに、東京以外の場所で腰を据えて働きたい人にも向いています。札幌や会津若松、京都、熊本には役割の異なる専門拠点があり、その土地にいながら全国やグローバルの案件に関われます。
よくある質問
アクセンチュアはどんな会社ですか?
1962年に日本で事務所を開設した外資系の総合コンサルティングファームです。戦略の立案から業務改革、システムの構築と運用までを一続きで担い、日本法人の従業員数は約30,000人(2026年6月1日時点)です。
アクセンチュアの働き方の特徴は?
2015年から独自の働き方改革「Project PRIDE」を続けており、2024年からは時間あたりの生産性とスキルの伸長に重心を置いています。札幌や会津若松、京都、熊本などの地域拠点にいながら、東京やグローバルのプロジェクトに参加することもできます。
アクセンチュアはどんな人に向いていますか?
戦略と実装の両方に関わりたい人、AIを軸にキャリアをつくりたい人、東京以外の場所で腰を据えて働きたい人に向いています。
まとめ
アクセンチュア株式会社は、1962年に日本で事務所を開設し、1995年12月に設立された総合コンサルティングファームです。グローバルでは52カ国・200都市以上に展開し、2025年8月期の売上高は697億米ドルとなりました。2025年9月に発足したリインベンション サービスのもとで、戦略の立案から運用までを一体で提供しています。実行を支えるのは、日本で働く約30,000人と各地の専門拠点です。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: accenture.com ほか
Industry knowledge に戻る