KPMGコンサルティング株式会社とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・向いている人【2026年版】
KPMGコンサルティング株式会社は、KPMGジャパンのなかでコンサルティングを担う法人です。2014年7月1日に前身の組織が統合して発足し、2026年7月1日時点の社員数は約2,450名を数えます。戦略の立案から業務改革、テクノロジーの導入、リスク対応までを一つの法人の中で扱う点が特徴です。本記事では、KPMGコンサルティングの事業内容と働き方、育成の仕組みを公開情報から整理します。
会社概要
| 社名 | KPMGコンサルティング株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2014年7月1日 |
| 代表取締役 | 佐渡誠、関穣、田口篤 |
| 社員数 | 約2,450名(2026年7月1日現在) |
| 資本金 | 1億円 |
| 本社 | 東京都千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー |
| 国内拠点 | 東京本社、大阪事務所、名古屋事務所、京都事務所、福岡事務所 |
| 所属グループ | KPMGジャパン(KPMGインターナショナルの日本におけるメンバーファームの総称) |
KPMGコンサルティングが属するKPMGジャパンは、監査、税務、アドバイザリーの3分野にわたる11のプロフェッショナルファームでできています。あずさ監査法人やKPMG税理士法人もこの中に入ります。そのうちコンサルティングを担うのがKPMGコンサルティング株式会社で、M&Aや事業再生の助言にあたるKPMG FASは別の法人です。
この日本の法人群を含むネットワーク全体が、KPMGインターナショナルのメンバーファームです。2025年度は138の国と地域で事業を行い、パートナーと従業員の合計は約276,000名になりました。表に挙げた約2,450名は、このうちKPMGコンサルティング株式会社1社の人数です。
その歩みは、2014年7月1日の設立から始まります。拠点も動いており、大阪事務所は2025年に拡張移転し、京都事務所は2026年に開設しました。
事業内容と特徴
KPMGコンサルティングの事業は、企業の経営課題に対するコンサルティングです。Strategy & Innovationが戦略策定や組織再編を受け持ち、Business Consultingが顧客接点やバリューチェーン、財務管理の改革にあたります。テクノロジー領域を受け持つのは、生成AIの活用やIT戦略、システム導入を支援するTechnology Consultingです。守りの側はRisk Consultingが担い、内部監査や法務、サイバーセキュリティへの対応を扱います。
この4領域は、業種ごとの知見と組み合わせて提供されます。対象となる業種は金融や自動車、製造、エネルギー、商社など10種類です。各セクターには専任のパートナーが置かれ、海外のセクターユニットとも連携して情報を集めています。
同社が軸に置くのは、攻めと守りの両立です。ビジネス、業務、ITの目指す姿と全体改革プランを描き、各ユニットが連携して実現まで関わります。
さらに、AI変革の支援ではグループ横断の枠組みにも加わっています。KPMGジャパンは2026年8月、AI活用を事業変革とガバナンスの両面から支える横断組織KPMG AiXを新設しました。各法人から約400名の専門人材を集めた組織で、KPMGコンサルティングも加わっています。
働き方・カルチャー
KPMGコンサルティングは、働く場所と時間を社員自身が決められる勤務制度を敷いています。リモートワーク勤務制度に利用回数の上限はありません。その日の業務内容に合わせて就業場所を選べ、就業時間もフレックスタイム勤務制度のもとで決められます。
こうした選択肢は、2022年に導入した制度でさらに広がりました。自宅以外での業務を免除するWork from Home Program、在宅勤務中の離席を認めるAway from Keyboard、国内で場所を選べるワーケーション制度です。介護や転勤への帯同といった事情がある社員も、働き方を組み替えて在籍を続けられます。
この考え方は、社外での経験にも及びます。兼業を認めるMulti Experience Programがそのひとつです。仕事以外の活動で得た経験を持ち帰り、専門性の幅を広げられます。長期の休みを取れるサバティカル休暇やライフプラン支援休暇も用意されています。
キャリアパス・育成
KPMGコンサルティングの育成は、案件での実務と研修を行き来しながら進みます。配属後はOJTで実務を学び、振り返りを挟んで必要な研修を受け、ふたたび案件に入ります。
その研修は、コンサルタントの基盤となる力を鍛えるConsulting Foundationから始まります。職階ごとにリーダーシップを扱うPeople & Leadershipが続き、サービスライン・セクター別の勉強会がSolution & Industryです。技術基礎のDigital & Emerging Technologyと、グローバルの知見に触れるGlobal Networkも並びます。
こうした研修に加えて、海外に出る道もあります。海外短期研修プログラムでは、社員が自ら目的と期待効果を立案し、経営層への説明を経て数週間の研修に臨みます。各国の昇格者が集まる新任管理職研修は、マネジャー以上が対象です。
また、同じ部署のマネジャー以上がパフォーマンスマネジャーとして一人ひとりに付き、キャリアの方向性や目の前の課題をいつでも相談できます。
向いている人
戦略の立案から実装までを一つの法人の中で経験したい人に向いています。戦略、業務、テクノロジー、リスクの4領域を持ち、ユニットが連携して一つの案件にあたります。
また、業種の知見を深めたい人にも合います。金融や自動車、製造、商社など10の業種に専任のパートナーが置かれています。
さらに、働く場所と時間を自分で組み立てたい人にも向いています。リモートワークの回数に上限はなく、フレックスタイム勤務制度や兼業制度も使えます。
このほか、コンサルティングの型を体系的に身につけたい人にも合います。基盤スキルの研修から職階別のリーダーシップ研修までが並び、パフォーマンスマネジャーが相談に応じます。
よくある質問
KPMGコンサルティングはどんな会社ですか?
KPMGジャパンのなかでコンサルティングを担う法人です。2014年7月1日に前身の組織が統合して発足し、2026年7月1日時点の社員数は約2,450名を数えます。戦略の立案から業務改革、テクノロジーの導入、リスク対応までを一つの法人の中で扱います。
KPMGコンサルティングの働き方の特徴は?
働く場所と時間を社員自身が決められる勤務制度を敷いており、リモートワーク勤務制度に利用回数の上限はありません。就業時間はフレックスタイム勤務制度のもとで決められ、兼業を認めるMulti Experience Programやサバティカル休暇も用意されています。
KPMGコンサルティングはどんな人に向いていますか?
戦略の立案から実装までを一つの法人の中で経験したい人、業種の知見を深めたい人、働く場所と時間を自分で組み立てたい人に向いています。基盤スキルの研修から職階別のリーダーシップ研修までが並び、コンサルティングの型を体系的に身につけたい人にも合います。
まとめ
KPMGコンサルティング株式会社は、KPMGジャパンでコンサルティングを担う法人です。2014年7月1日に設立され、2026年7月1日時点の社員数は約2,450名になりました。戦略と業務、テクノロジー、リスクの4領域を持ち、10の業種の知見と組み合わせて支援にあたります。働く場所と時間の裁量が広い点と、研修やパフォーマンスマネジャー制度による育成の道筋も特徴です。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: kpmg.com ほか
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