PwCコンサルティング合同会社とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・向いている人【2026年版】
PwCコンサルティング合同会社は、PwC Japanグループの中でコンサルティングを担う法人です。2016年2月29日に日本国内のコンサルティング部門を集めて設立され、東京、名古屋、大阪、福岡の4拠点で事業を行っています。本記事では、グループ内での位置づけと事業内容、働き方、キャリアパスを公開情報から整理します。
会社概要
| 社名 | PwCコンサルティング合同会社(英文名称 PwC Consulting LLC) |
|---|---|
| 設立 | 2016年2月29日 |
| 代表者 | 代表執行役社長 樋崎充 |
| 本社 | 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー |
| 国内拠点 | 東京、名古屋、大阪、福岡 |
| 事業内容 | 経営戦略の策定から実行までのコンサルティングサービス |
| 所属グループ | PwC Japanグループ(人員 約13,500名/2025年度) |
| グローバルネットワーク | 世界136カ国、364,000名超のスタッフ(2025年6月30日現在) |
PwCという呼び名が指すのは、各国の独立したファームが集まったネットワークです。各ファームは英国法人であるPricewaterhouseCoopers International Limited(PwCIL)のメンバーで、PwCIL自体はクライアントへの業務提供を行いません。
この日本側の総称が、PwC Japanグループです。監査はPwC Japan有限責任監査法人、ディールアドバイザリーはPwCアドバイザリー合同会社が担い、税務と法務にもそれぞれ専門の法人があります。表に挙げた約13,500名は、コンサルティングを含む5領域すべてを合計したグループ全体の人員です。
その中でコンサルティングを担うのが、本記事で扱うPwCコンサルティング合同会社です。表の設立年や拠点、代表者はこの法人のものです。M&Aのディールや税務、監査の実務は、グループの別法人が担当します。
事業内容と特徴
PwCコンサルティング合同会社の事業は、経営戦略の策定から実行までを通した支援です。サービスはストラテジーからエンタープライズトランスフォーメーション、ビジネストランスフォーメーション、テクノロジー&デジタル、トラストまでの5領域にまたがります。
この5領域のうち、ストラテジーコンサルティングには国内有数の規模となる400名超の人材が集まります。110年以上の歴史を持つStrategy&のほか、X-Value & StrategyとFuture Design Labが並びます。
一方、テクノロジー&デジタルコンサルティングはAIやデータ、アーキテクチャの専門性を束ねる中核部門です。構想から運用までを担い、受託にとどまらず成果報酬型のスキームでも顧客の成果に関わります。
こうした領域別の部門と組み合わせているのが、インダストリー別の部門です。自動車や製造業、エネルギー、公共、金融サービスといった軸で編成し、業界とソリューションの両方に通じたメンバーがチームを組みます。2026年7月1日付の執行体制でも、製造・インフラ・流通・サービス、金融・公共、戦略・オペレーション、デジタル・テクノロジーという4本部が置かれました。
成長性・外部評価
PwCコンサルティング合同会社が近年重心を置くのは、AIを物理世界の現場へ落とし込む領域です。2026年7月には、フィジカルAI領域の人材育成プログラムを始めました。けん引するTechnology Laboratoryでは、直近1年のビジネス規模が前年比で約3倍に伸びています。
さらに、母体となるグループとネットワークの規模も広がっています。PwC Japanグループの2025年度の業務収益は3,086億円、人員は約13,500名になりました。グローバルネットワークは2025年6月30日時点で世界136カ国、業務収入は569億米ドルです。いずれも監査や税務、法務を含むグループ全体の数字で、コンサルティング単体のものではありません。
働き方・カルチャー
PwCコンサルティング合同会社は、働き方の選択肢を「Design Your Workstyle」という制度にまとめています。標準となっているのはハイブリッドワークで、リモートワークとクライアント訪問、オフィスへの出社を状況に応じて組み合わせます。実際に、PwC Japanグループ全体では半分以上の時間をリモートで働く人が72%を占めました。
また、介護や配偶者の赴任帯同といった事情があれば、出社義務のないフルリモートワークを選べます。フレックスタイム制度にコアタイムはなく、育児や介護のほか通学やボランティアのための短時間勤務も可能です。
こうした制度と並んで社内に根づいているのが、「Speak up」という言葉です。職位にかかわらず意見を出せ、上司も一方的に否定せず対等に議論します。
キャリアパス・育成
PwCコンサルティング合同会社のキャリアパスは、社員自らが方向を選ぶものです。職域ごとに役割が定義されており、マネジメントのほかに業務(戦略)とテクニカルのスペシャリストという道があります。
この選択を支えるのが、Open Entry Programという公募制の異動支援制度です。PwC内の各法人への異動希望を出すことができ、法人をまたいだ異動も実際に行われています。海外については、選抜された職員をPwCメンバーファームへ派遣するグローバルモビリティがあります。
さらに、パートナーを除く全社員が約50のプログラムから語学学習を選べます。コアスキル研修や専門研修、海外研修もあります。
向いている人
戦略から実装までを一つの法人の中で経験したい人に向いています。同社はストラテジーからテクノロジー&デジタル、トラストまでを持っており、構想と実装のどちらにも関われます。
また、業界の知見とソリューションの専門性を掛け合わせたい人にも合います。案件ごとにインダストリー別とソリューション別の部門からメンバーが集まります。
さらに、グローバルネットワークを足場にしたい人にも向いています。世界136カ国のメンバーファームと知見を共有でき、選抜制の海外派遣や語学学習の支援も使えるためです。働く時間と場所を自分で組み立てたい人も、ハイブリッドワークとコアタイムのないフレックスタイム制度を生かせます。
よくある質問
PwCコンサルティング合同会社はどんな会社ですか?
PwC Japanグループの中でコンサルティングを担う法人です。2016年2月29日に日本国内のコンサルティング部門を集めて設立され、東京、名古屋、大阪、福岡の4拠点で事業を行っています。
PwCコンサルティング合同会社の働き方の特徴は?
働き方の選択肢を「Design Your Workstyle」という制度にまとめており、標準となっているのはハイブリッドワークです。フレックスタイム制度にコアタイムはなく、育児や介護のほか通学やボランティアのための短時間勤務も可能です。
PwCコンサルティング合同会社はどんな人に向いていますか?
戦略から実装までを一つの法人の中で経験したい人、業界の知見とソリューションの専門性を掛け合わせたい人、グローバルネットワークを足場にしたい人に向いています。世界136カ国のメンバーファームと知見を共有でき、選抜制の海外派遣や語学学習の支援も使えます。
まとめ
PwCコンサルティング合同会社は、PwC Japanグループの中でコンサルティングを担う法人です。2016年に日本国内のコンサルティング部門を集めて設立され、戦略からテクノロジーまでを同じ法人の中に持ちます。案件にあたるのは、インダストリー別とソリューション別の部門を組み合わせたチームです。監査や税務、法務、ディールアドバイザリーはグループの別法人が担います。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: pwc.com ほか
Industry knowledge に戻る