合同会社デロイト トーマツ(旧デロイト トーマツ コンサルティング)とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・選考の流れ【2026年版】
合同会社デロイト トーマツは、デロイト トーマツ グループでコンサルティング領域を担う法人です。2025年12月に、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(DTC)を含む3法人が合併して発足しました。グループには監査や税務・法務を受け持つ別の法人もあり、本記事が扱うのはコンサルティングの側です。事業内容と組織の特徴を公開情報から整理します。
会社概要
| 法人名 | 合同会社デロイト トーマツ(Deloitte Tohmatsu LLC) |
|---|---|
| 発足 | 2025年12月(3法人の合併による) |
| 代表執行役 | 長川知太郎、鹿山真吾 |
| 人員数 | 約12,000名(子会社を含む) |
| 事業領域 | コンサルティング、リスクアドバイザリー、ファイナンシャルアドバイザリー |
| 本社 | 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング |
| 拠点 | 東京、札幌、福島、郡山、前橋、名古屋、京都、大阪、広島、福岡、熊本、那覇 |
| 所属グループ | デロイト トーマツ グループ(国内30都市以上、約22,000名/2025年5月末時点) |
| グローバル | Deloitte Touche Tohmatsu Limited(DTTL)のメンバーファーム。150を超える国・地域に約46万人 |
デロイト トーマツ グループは、監査・保証業務、コンサルティング、税務・法務の3つの領域を、複数の法人で分担するプロフェッショナルファームです。監査・保証業務を受け持つのは有限責任監査法人トーマツで、税務・法務はデロイト トーマツ税理士法人やDT弁護士法人が扱います。コンサルティング領域の中核にあるのが、合同会社デロイト トーマツです。
この法人が発足したのは、2025年12月1日です。デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社の3法人が合併しました。コンサルティングの事業は、合併後も「合同会社デロイト トーマツ/コンサルティング」の名前で続いています。
一方、表に並べた規模の数値は、指している範囲がそれぞれ違います。150を超える国・地域の約46万人は、DTTLとメンバーファームで構成するデロイトのネットワーク全体の数です。日本のデロイト トーマツ グループは、国内30都市以上に約22,000名の専門家を擁します。合同会社デロイト トーマツ単体の人員は、子会社を含めて約12,000名になります。
事業内容と特徴
合同会社デロイト トーマツの事業は、経営課題の構想から実行、テクノロジーの実装と運用までを一続きで支えるコンサルティングです。機能の側は、戦略・M&Aからエンジニアリング、AI・データ、ヒューマンキャピタル、サイバーまでの8領域に分かれます。
この幅を業種の側から束ねているのが、6つのインダストリーです。消費財から金融サービス、官公庁・公共サービス、ライフサイエンス・ヘルスケア、テクノロジー・メディア・通信までが並びます。業種の軸と機能の軸が交差するため、同じテーマでも業界の事情に合わせた支援ができます。
3法人が合併した狙いも、この掛け合わせを進めるところにあります。戦略とテクノロジーを扱ってきたコンサルティング、M&Aを支えるファイナンシャルアドバイザリー、規制対応に強いリスクアドバイザリーが、ひとつの法人に入りました。デロイト トーマツはこれを複数専門分野の統合モデル(MDM)と呼んでいます。
さらに、法人の外側にも使える資源があります。監査・保証業務や税務・法務を受け持つグループ他法人の知見は案件に応じて組み合わせられ、国境をまたぐテーマでは各国のメンバーファームが加わります。
成長性・外部評価
デロイトのグローバル売上高は、増収が続いています。2025年5月期は705億米ドルで、現地通貨ベースで前年度から4.8%伸びました。一方、日本のデロイト トーマツ グループは、2025年度(2024年6月から2025年5月まで)の業務収入が3,907億円でした。
この成長の先で重心が移っているのが、AIの実装です。2026年4月、合同会社デロイト トーマツはForward Deployed Engineer(FDE)の活用を本格化すると発表しました。FDEは、AIを組み込んだシステムとデータ連携を設計から実装まで追う技術者です。構想を描く役割と組み、戦略と実行をつなぎます。
さらに、周辺の手当ても進みました。2026年3月には人材開発事業のノビテクを子会社に加え、人事コンサルティングを戦略から運用まで一体で届けます。同年8月には、業務知見をAIが参照できる知識体系として整えるオントロジー構築のサービスも始めました。
働き方・カルチャー
デロイト トーマツ グループの働き方は、在宅勤務とフレキシブルワーキングプログラムを組み合わせた運用です。出社の頻度は、法人と職位によって変わります。
この柔軟さが効いてくるのは、生活の状況が変わったときです。出産・育児や介護で一時的に働き方を変える必要があるとき、勤務時間や勤務日数を絞って働き続けられる制度があります。
こうした制度の土台にあるのが、チームで成果を出す文化です。グループのスローガンはTogether makes progressで、一人で抱え込まずに支え合う働き方を大切にしています。コンサルティング領域はキャリア採用の出身者が多く、経歴の違うメンバーが互いの強みを見る形で評価されます。
中途選考の傾向
デロイト トーマツ グループのキャリア採用は、書類選考 → 面接2〜3回 → 内定という流れです。面接の回数は、応募する法人と職位によって前後します。求人や経験に応じて、筆記試験や技術テスト、ケース面接が加わります。
向いている人
構想から実装、運用までを一続きで担いたい人に向いています。合同会社デロイト トーマツは戦略を描くところで手を離さず、実装と運用まで同じ法人で引き受けます。
また、業種の知見と機能の専門性を同時に伸ばしたい人にも合います。6つのインダストリーと8つの機能領域が交差する形で、組織が組まれています。
さらに、AIを軸にキャリアをつくりたい人にも向いています。FDEの活用やオントロジー構築など、AIを実務へ落とす取り組みが続いています。
このほか、専門分野を越えて働きたい人にも合います。監査や税務・法務を受け持つグループ他法人や、各国のメンバーファームと組む場面があります。
よくある質問
合同会社デロイト トーマツはどんな会社ですか?
デロイト トーマツ グループでコンサルティング領域を担う法人です。2025年12月にデロイト トーマツ コンサルティング合同会社を含む3法人が合併して発足し、子会社を含めて約12,000名の陣容です。
合同会社デロイト トーマツの働き方の特徴は?
在宅勤務とフレキシブルワーキングプログラムを組み合わせた運用で、出社の頻度は法人と職位によって変わります。出産・育児や介護で一時的に働き方を変える必要があるときに、勤務時間や勤務日数を絞って働き続けられる制度もあります。
合同会社デロイト トーマツの中途選考はどんな流れですか?
書類選考 → 面接2〜3回 → 内定という流れです。面接の回数は応募する法人と職位によって前後し、求人や経験に応じて筆記試験や技術テスト、ケース面接が加わります。
まとめ
合同会社デロイト トーマツは、デロイト トーマツ グループのコンサルティング領域を受け持つ法人です。2025年12月にデロイト トーマツ コンサルティング合同会社など3法人が合併して発足し、子会社を含めて約12,000名の陣容になりました。6つのインダストリーと8つの機能領域が交差する組織で、構想から実装、運用までを一続きで支える体制です。AI人材の活用や人材開発会社の子会社化など、コンサルティングの手札を広げる動きも続いています。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: deloitte.com ほか
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