YCPとは?
転職前に知りたい事業内容・特徴・向いている人【2026年版】
YCPは、アジアを主戦場とする経営コンサルティンググループです。2011年8月に東京で創業し、いまはシンガポールに本社を置いて世界23都市に拠点を構えています。コンサルティングによる経営支援と、自ら資本を入れて事業を育てるプリンシパル投資を併せ持つ点が特徴です。本記事では、事業内容と組織の特徴を公開情報から整理します。
会社概要
| グループ持株会社 | YCPホールディングス(グローバル)リミテッド |
|---|---|
| 創業 | 2011年8月(東京) |
| グループCEO | 石田 裕樹 |
| 本社所在地 | シンガポール(21 Collyer Quay, Level 11-108) |
| 日本オフィス | 東京都港区赤坂2-4-6 赤坂グリーンクロス24階 |
| 資本金 | 4,490万米ドル |
| グループ従業員数 | 約700名 |
| 拠点 | 世界23都市 |
| 上場市場 | 東証グロース市場(日本型預託証券/JDR・証券コード9257) |
東京証券取引所グロース市場に上場しているのは、グループの持株会社であるYCPホールディングス(グローバル)リミテッドです。上場は日本型預託証券(JDR)という形で、2021年12月に実現しました。日本の事業もこの持株会社の傘下にあり、オフィスは東京・赤坂にあります。
その出発点は、2011年8月に東京で始めた経営支援の事業です。2013年以降はシンガポールや上海、香港へと拠点を広げ、2018年にはアジア太平洋で事業を展開していたSolidianceを買収します。2021年3月には持株会社をシンガポールに設立し、現在の体制になりました。
事業内容と特徴
YCPの事業は、マネジメントサービス、ソリューションサービス、プリンシパル投資の3領域にまたがります。このうちマネジメントサービスが担うのは、経営戦略を描くアドバイザリー、実行を管理するプロジェクトマネジメントオフィス、M&Aのトランザクション支援です。クロスボーダー対応とM&A、DXを強みに置き、アジアを中心に10,000件を超えるプロジェクトを手がけてきました。
この戦略を現場で動くものにするのが、ソリューションサービスです。デジタルトランスフォーメーションやサステイナビリティ、サプライチェーンの各ソリューションが並びます。2026年2月にはオペレーション・トランスフォーメーションが加わり、生産性向上やコスト最適化まで守備範囲に入りました。
さらに、もうひとつの柱がプリンシパル投資です。自ら資本と人材を投じて事業会社を育てる部門で、パーソナルケアとペットケア、戦略的投資の3分野に14社の投資先を持ちます。助言する側と経営する側の双方に、グループとして立っていることになります。
こうした支援の対象となる産業は、13分野に及びます。自動車・モビリティや航空宇宙・防衛、エネルギー、金融サービス、ヘルスケアが並びます。
成長性・外部評価
YCPの直近の動きは、実行支援の厚みを増す方向に向いています。2025年10月3日、シンガポールのRenoir Holdings Pte. Ltd.の全株式を取得し、完全子会社としました。ルノワールは1994年の設立以来、オペレーショナル・エクセレンスを軸に、エネルギーや鉱業、インフラの業務改善を手がけてきた会社です。
この買収を受けて、2026年2月24日にオペレーション・トランスフォーメーション事業部が新設されました。Renoir ConsultingはYCP Renoirへと名称を変え、グループの事業部に組み込まれています。戦略の策定から実行、そして持続的な改善までを一続きで支援できる体制を築くことが狙いです。
さらに、業績も伸びています。2025年12月期の連結売上収益は1億570万米ドル、営業利益は790万米ドルとなりました。
加えて、外部からの評価も得ています。米Vaultによるアジア太平洋地域の働きがいのあるコンサルティングファームランキングでは、2026年版で11位に入りました。部門別では、案件の難易度を測るLevel of Challengeで4位に入っています。
向いている人
YCPに向いているのは、アジア市場を軸にキャリアを組み立てたい人です。拠点は世界23都市に広がり、シンガポールやインド、東南アジアから中東、欧州までつながっています。日本企業のアジア展開やクロスボーダーのM&Aに関わり続けたい人には、テーマが途切れません。
この事業構造からもうひとつ導けるのは、助言だけでなく事業そのものを動かしたい人との相性です。成果を上げたプロフェッショナルには、投資先企業の経営を担う機会や、新規事業を立ち上げる機会が回ってきます。
さらに、戦略から実行までを一続きで見たい人にも合います。アドバイザリーやM&A支援に加えて、DXやオペレーション改善の専門部隊がそろっており、構想を描いた先の現場まで関われます。
加えて、早い段階から任される環境を求める人にも向いています。経験豊富なプロフェッショナルがメンターとして付き、若手のうちからプロジェクト運営を預かります。
よくある質問
YCPはどんな会社ですか?
アジアを主戦場とする経営コンサルティンググループです。2011年8月に東京で創業し、いまはシンガポールに本社を置いて世界23都市に拠点を構えています。コンサルティングによる経営支援と、自ら資本を入れて事業を育てるプリンシパル投資を併せ持っています。
YCPではどんな仕事に関われますか?
事業はマネジメントサービス、ソリューションサービス、プリンシパル投資の3領域にまたがり、支援の対象となる産業は13分野に及びます。マネジメントサービスが担うのは、経営戦略を描くアドバイザリー、実行を管理するプロジェクトマネジメントオフィス、M&Aのトランザクション支援です。クロスボーダー対応とM&A、DXを強みに置き、アジアを中心に10,000件を超えるプロジェクトを手がけてきました。
YCPはどんな人に向いていますか?
アジア市場を軸にキャリアを組み立てたい人、助言だけでなく事業そのものを動かしたい人、戦略から実行までを一続きで見たい人に向いています。早い段階から任される環境を求める人にも合います。
まとめ
YCPは、2011年に東京で創業し、シンガポールに本社を置くアジア特化の経営コンサルティンググループです。アドバイザリーやM&A支援を担うマネジメントサービスに、DXなどのソリューションサービスが重なり、さらに投資先14社を持つプリンシパル投資が並びます。2025年にはルノワールを完全子会社化して実行支援を厚くし、Vaultのアジア太平洋ランキング2026年版では11位に入りました。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: ycp.com ほか
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