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ULSコンサルティング(旧ウルシステムズ)とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・選考の流れ【2026年版】

ULSコンサルティング株式会社は、2000年の創業から四半世紀にわたってITコンサルティングを手がけてきたファームです。2025年10月に、ウルシステムズ株式会社から現社名へ商号を変更しました。IT構想策定の段階から発注側に立ち、完全中立の立場でプロジェクトを支援します。技術力とビジネスコンサルティングを兼ね備えた人材で組織を構成している点が特徴です。本記事では、事業内容・組織・働き方・選考の傾向を整理します。

会社概要

社名ULSコンサルティング株式会社(ULS Consulting, Inc.)
旧社名ウルシステムズ株式会社(2025年10月1日に商号変更)
創業2000年7月25日
設立2011年10月3日
代表者代表取締役社長 横山芳成
従業員数約760名
資本金1億円(2026年3月31日時点)
本社東京都中央区晴海1-8-10 トリトンスクエア タワーX 14階
事業内容戦略、オペレーション、テクノロジーに関するコンサルティング
グループ親会社は東京証券取引所スタンダード市場に上場するULSグループ株式会社(証券コード3798)

社名を変えた理由は、実態との差を埋めることにありました。旧社名の「ウルシステムズ」はシステム開発会社と受け取られやすく、IT構想策定から入るという実際の支援内容が伝わりにくかったためです。

その法人構造は持株会社制です。親会社のULSグループ株式会社が東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、ULSコンサルティングはその子会社にあたります。グループにはほかに、ピースミール・テクノロジー株式会社と株式会社アークウェイが並びます。創業と持株会社の設立が2000年7月25日で、現在のULSコンサルティングという法人は2011年10月3日の会社分割で設立されました。

事業内容と特徴

ULSコンサルティングの支援は、戦略、オペレーション、テクノロジーの3領域にわたります。IT構想策定の段階から入り、3〜5名規模のプロジェクトで参画します。

その立ち位置が最大の特徴です。受注側ではなく、完全中立で発注側に立ちます。顧客の名刺を持つほど内部に入り、業務の理解と技術面の状況の両方を把握したうえで検証します。既存のベンダーやPMOを入れ替えるのではなく、顧客がそれらを使いこなせるよう支援する参謀のポジションです。

これを可能にしているのが、ダブルコア人材という考え方です。技術力を持つ人がビジネスコンサルティングも担う構成で、PMOのスキルだけでシステムが分からないという人はいません。技術が分かるPMは進捗の改善だけでなく、アーキテクチャのレベルまで降りて根本的な解決を示せます。開発の遅延が報告されたときに、その期間が妥当かどうかまで踏み込めます。

その案件の選び方にも方針があります。他社でもできることは他社に任せ、自社が担うことで価値が高まる案件に絞ります。売上のために人を送り込む形は取りません。保守運用の部隊も持たないため、案件は成果につながるかどうかで選ばれます。

こうした選び方が成立する理由は、リピートの多さです。売上の8〜9割が既存顧客からの継続で成り立っており、テレアポや新規開拓を担う営業組織を持ちません。

その顧客層は、業界を絞っていません。各業界のリーディングカンパニーのプライム案件・エンタープライズ案件に対象を置いています。

このほか組織は、2つの本部に分かれます。どちらも構想策定から実装までを担い、違いは自ら実装する割合です。コンサルティング本部はベンダーコントロールが中心で、案件規模は数十億円規模になりやすくなります。テクノロジー本部は実装まで自ら手がける割合が多く、先端技術やPoCにも取り組みます。求人票に「エンジニア」と記載するものがあるほど、技術色の強い組織です。

成長性・外部評価

ULSグループの連結売上高は、2026年3月期に166億円となりました。前期比25.7%増で、9期連続の増収です。

その伸びは直近も続いています。2027年3月期第1四半期の連結売上高は43億円で、前年同期比13.1%増となりました。

働き方・カルチャー

ULSコンサルティングの働き方は、週2日出社・週3日在宅が目安です。実際の比率は案件によって変わります。

その定着率は高い水準にあります。離職率は4%台にとどまっており、社員番号が一桁の社員が現役で働いています。

数字の管理も、レイヤーで分かれています。売上に関わる数字を担うのはディレクター層で、マネージャー層は案件の中身に集中できます。

キャリアパス・育成

ULSコンサルティングのキャリアは、2つの本部のどちらに所属するかで方向が分かれます。コンサルティング本部には20代後半から40代後半までが在籍し、過去に業務システムのスクラッチ開発を経験していれば、現在は手を動かさずレビューする立場でも担えます。テクノロジー本部で専門性が高いと評価されるのは、現在も開発している人です。

その育成は、少人数プロジェクトのOJTが軸です。3〜5名規模で参画するため、創業期から在籍するベテランと同じチームで動きながら、広く深く学べます。

さらに、支援の範囲も広がってきました。顧客からの要望を受けて、新規事業の立ち上げをゼロから考える案件や、業務改革・組織改革に踏み込む部門も生まれています。

中途選考の傾向

ULSコンサルティングの中途選考は、応募するレイヤーで流れが変わります。L2までは面接2回と適性検査です。適性検査は性格検査のみで、論理や推論を測るテストはありません。

一方、L3以上は最終面接の前に面接が1回加わり、リファレンスチェックも実施されます。

その選考で重視されるのは、経験とプラクティス、そしてそれを言語化できるかです。ケース面接はありません。今後何をやりたいかも、選考の段階から確認されます。

向いている人

SIerで基幹システムのスクラッチ開発に関わってきた人に向いています。業務システム開発のプロジェクトでPM、PL、開発のいずれかを経験していれば、その経験がそのまま活きます。在籍者の多くがSIer出身です。

また、技術が分かるPMを目指したい人にも合います。技術力とビジネスコンサルティングを兼ね備えたダブルコア人材という考え方があり、アーキテクチャのレベルまで降りて解決を示す動き方が求められます。

さらに、中立の立場で顧客側に立ちたい人にも向いています。受注側ではなく発注側に立ち、自社への受注誘導をしません。既存のベンダーを排除せずに力を引き出す参謀のポジションです。

このほか、少人数のプロジェクトで深く関わりたい人にも合います。IT構想策定から3〜5名規模で入るため、大規模プロジェクトで分業の一部を担う形とは関わり方が変わります。

加えて、腰を据えて長く働きたい人にも向いています。離職率は4%台で、創業期から在籍する社員が現役で働いています。

よくある質問

ULSコンサルティングはどんな会社ですか?

2000年の創業から四半世紀にわたってITコンサルティングを手がけてきたファームで、2025年10月にウルシステムズ株式会社から現社名へ商号を変更しました。IT構想策定の段階から発注側に立ち、完全中立の立場でプロジェクトを支援します。

ULSコンサルティングの働き方の特徴は?

週2日出社・週3日在宅が目安で、実際の比率は案件によって変わります。売上に関わる数字を担うのはディレクター層で、マネージャー層は案件の中身に集中できます。離職率は4%台です。

ULSコンサルティングの中途選考はどんな流れですか?

応募するレイヤーで流れが変わり、L2までは面接2回と適性検査という流れです。L3以上は最終面接の前に面接が1回加わり、リファレンスチェックも実施されます。ケース面接はありません。

まとめ

ULSコンサルティング株式会社は、2000年の創業から四半世紀にわたってITコンサルティングを手がけてきたファームです。2025年10月にウルシステムズから商号を変更しました。IT構想策定の段階から発注側に立ち、完全中立の立場で3〜5名規模のプロジェクトを担います。技術力とビジネスコンサルティングを兼ね備えたダブルコア人材で構成され、営業組織と保守運用の部隊を持たない点が特徴です。親会社はスタンダード市場に上場するULSグループで、連結売上高は2026年3月期に166億円となりました。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。

※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

参照: ulsconsulting.co.jp ほか

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