Industry knowledge

ボストン コンサルティング グループ(BCG)とは?
転職前に知りたい事業内容・特徴・向いている人【2026年版】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、1963年に米国ボストンで創業した経営コンサルティングファームです。日本では1966年に東京オフィスを開設し、現在は名古屋、大阪、京都、福岡を加えた5拠点で事業を行っています。近年はテクノロジーとAIを軸にした支援が売上の4割を超え、コンサルタント以外の専門人材も厚い陣容です。本記事では、BCGの事業内容と組織の特徴を公開情報から整理します。

会社概要

社名ボストン コンサルティング グループ(BCG)
創業1963年(米国ボストン)
創業者ブルース・ヘンダーソン
日本での開設1966年(東京オフィス)
日本共同代表内田有希昌、秋池玲子(マネージング・ディレクター&シニア・パートナー)
日本支社長服部奨(日本支社長兼北東アジア総責任者)
国内拠点東京、名古屋、大阪、京都、福岡(ほかBCG X 東京、PLATINION 東京)
東京オフィス東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー25階
グローバル規模50を超える国と地域の、100を超える都市。従業員数は約33,500名(2025年度末時点)
グローバル売上高144億米ドル(2025年度)

日本での歩みは、1966年の東京オフィス開設から始まります。名古屋オフィスは2003年、大阪と京都のオフィスは2020年、福岡オフィスは2022年に開設しました。

一方、表に挙げた拠点数と従業員数、売上高は、日本ではなくグローバル全体の数値です。2025年度末の従業員数は約33,500名で、日本の人員もこの中に含まれます。

こうした日本の組織は、内田有希昌と秋池玲子の共同代表体制です。2025年7月には、産業財・自動車グループの日本共同リーダーを務めていた服部奨が、日本支社長兼北東アジア総責任者に就任しました。

事業内容と特徴

BCGの事業は、企業や組織のトランスフォーメーション全般の支援です。大規模で複雑な変革の推進から、成長に向けた組織能力の構築、収益の改善までを扱います。対象は16の業界と20の経営テーマに及びます。

この幅を支えているのが、9つの専門組織です。BCG XやBCG Platinion、BCGブライトハウス、Invertoなどが並び、コンサルティングチームをサポートします。案件の性質に応じて、必要な専門性を外から足せます。

この中でテクノロジーの構築とデザインを担うのが、BCG Xです。約3,000名の専門家が80都市で働いています。在籍するのは、テクノロジストやデータサイエンティスト、エンジニア、人間中心設計のデザイナーです。新しいプロダクトやサービス、事業そのものを立ち上げるところまで関わります。

同社のもうひとつの特徴は、経営の考え方そのものを世に出してきたことです。1968年に発表したグロースシェア・マトリクスは、事業ポートフォリオの優先順位づけに使われてきました。経験曲線やタイムベース競争も、BCGが提示した概念です。1964年には論考シリーズのPerspectivesを創刊し、戦略の考え方を経営幹部に届けてきました。

日本に目を向けると、BCGは国内最大規模の経営コンサルティングファームです。日本で積み上げてきた経験と、グローバルファームとしての知見を組み合わせて顧客の課題にあたります。東京オフィスにはBCG XとPLATINIONの拠点も同居しており、戦略を描く人材とテクノロジーを担う人材が同じ場所にいます。

成長性・外部評価

BCGの業績は、増収が続いています。2025年度のグローバル売上高は144億米ドルで、前年度の135億米ドルから7%増えました。増収はこれで22年連続です。

この成長を引っ張っているのは、テクノロジーとAIの領域です。2025年度はこの領域が売上の40%を超え、AI関連サービスは前年比25%伸びました。2026年2月には、OpenAIとの提携を複数年にわたって拡張すると発表しています。企業規模でのAIトランスフォーメーションを加速させることが狙いです。

日本側でも、体制と拠点が動いています。2025年7月、日本支社長を務めていた佐々木靖がアジア・パシフィック会長に就任しました。アジア・パシフィック会長に日本人が就くのは、BCGの60年を超える歴史のなかで初めてです。国内のオフィスも2020年以降に3つ増え、東京以外での展開が進んでいます。

向いている人

業界を横断して経営テーマに関わりたい人に向いています。BCGが扱うのは16の業界と20の経営テーマで、ひとつの業界に閉じない形で経験を積めます。

また、戦略を描くだけでなく実装まで見届けたい人にも合います。事業は大規模な変革の推進から組織能力の構築、収益の改善までを扱い、BCG XやBCG Platinionといった専門組織が実装側を担います。

さらに、AIやテクノロジーを軸にキャリアをつくりたい人にも向いています。テクノロジーとAI関連は売上の40%を超え、OpenAIとの提携も拡張しました。関わり方も、コンサルティングチーム側と専門組織側の両方があります。

このほか、グローバルの知見を日本の現場で使いたい人にも合います。日本では1966年から事業を続けており、国内最大規模の経営コンサルティングファームとして日本企業の変革に関わってきました。

よくある質問

BCGはどんな会社ですか?

1963年に米国ボストンで創業した経営コンサルティングファームです。日本では1966年に東京オフィスを開設し、現在は東京・名古屋・大阪・京都・福岡の5拠点で、国内最大規模の経営コンサルティングファームとして事業を行っています。

BCGではどんな仕事に関われますか?

16の業界と20の経営テーマにわたって、企業の変革を支援しています。テクノロジーとAIの領域が売上の40%を超え、BCG Xなど9つの専門組織が実装側を担うため、戦略の立案から実装まで関われます。

BCGはどんな人に向いていますか?

業界を横断して経営テーマに関わりたい人、戦略を描くだけでなく実装まで見届けたい人、AIやテクノロジーを軸にキャリアをつくりたい人に向いています。

まとめ

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、1963年に米国ボストンで創業し、1966年に東京オフィスを開設した経営コンサルティングファームです。50を超える国と地域の100を超える都市に拠点を持ち、2025年度のグローバル売上高は144億米ドルとなりました。支援の対象は16の業界と20の経営テーマに及び、BCG Xをはじめとする9つの専門組織がこれを支えます。テクノロジーとAIが売上の4割を超える柱に育ち、戦略の立案と実装の両面から企業の変革に関わる点が特徴です。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。

※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

参照: bcg.com ほか

keyboard_arrow_left

Industry knowledge に戻る

無料相談する

支援者全員に配布中!

  • 戦コン内定者の職務経歴書
  • 戦コン内定必読書リスト
  • 各ファームWebテスト情報
  • 戦コンケース過去問300問
無料で受け取る →