PKSHA Technologyとは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・向いている人【2026年版】
PKSHA Technologyは、自然言語処理や画像認識のアルゴリズムを研究開発し、AIソフトウエアとして提供する事業会社です。2012年10月の設立で、現在は東京証券取引所プライム市場に上場しています。コンサルティングファームではなく、自社プロダクトの販売と企業との共同研究開発の両方でAIの社会実装を担う会社です。本記事では、事業内容と働き方、育成の仕組みを公開情報から整理します。
会社概要
| 社名 | 株式会社PKSHA Technology(英文: PKSHA Technology Inc.) |
|---|---|
| 設立 | 2012年10月 |
| 代表者 | 代表取締役 上野山勝也 |
| 本社 | 東京都文京区本郷2-35-10 本郷瀬川ビル4F |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード3993) |
| 決算期 | 9月30日 |
| 従業員数 | 連結 約1,000名/単体 約370名(2025年9月末時点) |
| 事業セグメント | AI Research & Solution/AI SaaS/AI Powered Worker |
上場している主体は、株式会社PKSHA Technology本体です。表に挙げた連結の約1,000名には、株式会社サーキュレーションや株式会社アイテックといった連結子会社の人員が含まれます。本体だけの人員は約370名です。
このグループには、10社の子会社が並びます。上場の歩みは2017年9月の東証マザーズ上場から始まり、2024年9月にプライム市場へ移りました。
事業内容と特徴
PKSHA Technologyの事業は、AI Research & Solution、AI SaaS、AI Powered Workerの3領域にまたがります。土台にあるのは、自然言語処理と画像認識、機械学習・深層学習を使ったアルゴリズムの研究開発です。
このうちAI Research & Solutionは、パートナー企業のニーズに合わせて、共同研究開発からソリューションの提供までを一気通貫で手がけます。駐車場機器の製造販売を通じてリアル空間のデータを集めるモビリティ事業も、この区分に入ります。
そこで生まれた開発成果を、より多くの企業が使える形にしたのがAI SaaSです。自動応答エンジンのPKSHA ChatAgentやPKSHA VoiceAgent、FAQシステムのPKSHA FAQを、顧客接点と社内業務の両方へ届けています。導入企業は2025年10月時点で4,400社を超えました。
残るAI Powered Workerは、AIエージェントでプロフェッショナル人材の能力を広げる事業です。2025年8月に子会社化した株式会社サーキュレーションが担い、人事ソリューションやマッチングプラットフォームを通じて企業の課題解決にあたります。
成長性・外部評価
PKSHA Technologyの業績は、増収が続いています。2025年9月期の連結売上収益は217億円で、前期比28.9%増となりました。2026年9月期第3四半期累計では283億円まで伸び、前年同四半期比84.1%増です。事業利益も47億円となり、46.3%増えました。
この伸びを支えているのは、3事業それぞれの拡大です。第3四半期累計のセグメント別売上収益は、AI Research & Solutionが99億円で31.4%増、AI SaaSが85億円で31.7%増でした。AI Powered Workerは100億円です。
また、プロダクトの評価も市場調査の数字に表れています。デロイト トーマツ ミック経済研究所が2023年度に公表したマーテック市場の調査では、PKSHA ChatbotとPKSHA Voicebotがそれぞれ首位でした。FAQシステムのPKSHA FAQも、導入実績が1,500サイトを超えます。
働き方・カルチャー
PKSHA Technologyは、個人の事情に合わせて働く時間を選べる会社です。育児や介護、就学を理由に、一定期間だけ勤務時間を短くできる時短勤務制度があります。
また、社内の交流にも仕掛けがあります。会社が活動費を支援する部活には、ゲーム部やサウナ部、数学部があります。隔週金曜の懇親の場がマジカルフライデーです。
さらに、組織の運営面では2025年7月に社内カンパニー制へ移りました。子会社だったPKSHA CommunicationとPKSHA Workplaceを本体へ統合し、各事業の速さを保ちながら事業間の連携を強めています。
キャリアパス・育成
PKSHA Technologyの育成は、半年単位のサイクルを軸に回ります。Performance Cycle制度のもとで目標を立て、その達成度を評価と査定に反映させます。
この評価と並ぶのが、学びの機会です。PKSHA Universityでは、ビジネスチームと開発チームが互いに学び合います。用意されているのは、アルゴリズムやソフトウエア、ビジネス理解を扱うリベラルアーツコースとマネジメントコースです。海外カンファレンスへの参加や投資先企業の視察に同行する海外研修もあります。
さらに、キャリアを広げる道筋も用意しています。職種や領域を変えるジョブローテーションと、部門を横断するプロジェクトに手を挙げる公募ミッションがその入口です。EMやPM、パートナー、執行役員へ挑む役職チャレンジも制度になっています。
向いている人
AIを研究で終わらせず、製品として世に出したい人に向いています。共同研究開発からソリューション提供までを一気通貫で手がけ、その成果をAI SaaSのプロダクトへ広げる流れが、社内でつながっています。
また、自分の専門領域を越えて動きたい人にも合います。ジョブローテーションや公募ミッション、役職チャレンジが制度として置かれ、職種や役割を変える機会が社内にあります。
さらに、事業会社の立場でAIに関わりたい人にも向いています。同社はプライム市場に上場し、自社プロダクトの導入企業は4,400社を超えました。受託の枠を越えて、プロダクトを育てる側に回れます。
よくある質問
PKSHA Technologyはどんな会社ですか?
自然言語処理や画像認識のアルゴリズムを研究開発し、AIソフトウエアとして提供する事業会社です。2012年10月の設立で、東京証券取引所プライム市場に上場しています。自社プロダクトの販売と企業との共同研究開発の両方で、AIの社会実装を担っています。
PKSHA Technologyの働き方の特徴は?
育児や介護、就学を理由に、一定期間だけ勤務時間を短くできる時短勤務制度があります。社内の交流の場としては、会社が活動費を支援する部活や、隔週金曜の懇親の場であるマジカルフライデーがあります。
PKSHA Technologyはどんな人に向いていますか?
AIを研究で終わらせず製品として世に出したい人、自分の専門領域を越えて動きたい人、事業会社の立場でAIに関わりたい人に向いています。社内にはジョブローテーションや公募ミッション、役職チャレンジが制度として置かれています。
まとめ
PKSHA Technologyは、自然言語処理や画像認識のアルゴリズムを研究開発し、AIソフトウエアとして提供する事業会社です。事業はAI Research & Solution、AI SaaS、AI Powered Workerの3領域にまたがり、2026年9月期第3四半期累計の連結売上収益は283億円まで伸びました。育成ではPerformance Cycle制度とPKSHA Universityが軸になり、専門を越えて動ける環境があります。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。
※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
参照: pkshatech.com ほか
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