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株式会社エル・ティー・エス(LTS)とは?
転職前に知りたい事業内容・働き方・選考の流れ【2026年版】

株式会社エル・ティー・エス(LTS)は、2002年に設立された東証プライム市場上場の独立系コンサルティングファームです。DXとBPRを軸にビジネスコンサルティングとITコンサルティングを展開し、M&Aを重ねて連結1,000名超の規模になりました。ビジネスアナリシスという専門性を組織の共通言語に据えている点が、他の総合系ファームとの違いです。本記事では、事業内容・組織・働き方・選考の傾向を整理します。

会社概要

社名株式会社エル・ティー・エス(LTS)
設立2002年3月
代表者代表取締役社長執行役員 樺島弘明
連結従業員数約1,060名(2025年12月31日時点)
平均年齢34.8歳
本社東京都港区元赤坂1丁目3-13 赤坂センタービルディング
拠点東京・静岡・大阪・広島
上場市場東京証券取引所プライム市場(証券コード6560)
資本金8億3,900万円(2025年12月時点)
決算期12月

連結の事業構成比は、コンサルティングを含むプロフェッショナルサービスが91%、プラットフォームが9%です(2025年12月)。グループには、エンジニアリング領域のワクト、GX戦略のME-Lab Japan、香港法人のLTS ASIA、プラットフォーム事業のエル・ティー・エス リンクなどが並びます。連結1,000名超という規模は、2019年のワクト子会社化以降のM&Aを重ねて到達したものです。

事業内容と特徴

LTSは2025年の組織再編で、4つの事業本部を置く体制になりました。戦略コンサルティング事業本部は、経営戦略・財務戦略・M&A・データサイエンスを中心に、CXOアジェンダに紐づくプロジェクトを担います。データサイエンティストも在籍し、規模は約40名です。案件はパートナーが顧客の経営層から創出し、その下でマネージャーが戦略コンサルタントを束ねてリードします。

残る3本部は、領域で分かれます。Consulting事業本部は、BPRや地方創生を関東・関西・東海で展開し、ベンチャーキャピタル事業でシリーズAの企業への出資も手がけます。Enterprise Transformation事業本部の担当は、ERP・EPMを中心とした基幹業務とシステムの改革です。構想策定の段階から支援に入り、大規模PMOも担います。Digital事業本部は、金融・商社・小売・製造などの業界で、コンサルタント・エンジニア・デザイナーが一体となり上流から運用・保守までを手がけます。

その案件の入り方にも特徴があります。プライム案件が全体の約9割を占め、1案件あたり3〜5名の少人数で、プログラムマネジメントやポートフォリオマネジメントといった上流工程から参画します。数十名規模のプロジェクトで分業の一部を担うのではなく、顧客の矢面に立つ役割です。顧客のボリュームゾーンは売上数千億円規模の企業で、顧客側の上位層がフロントに立つため、プロジェクト全体を見渡しやすくなります。

こうした進め方を支える共通言語が、ビジネスアナリシスです。最高速度よりも環境変化への適応力を重視するという考え方に立ち、業務を可視化して変革の前後を描いたうえで進めます。この手順が、戦略とITのどちらの案件でも下敷きになります。

一方、差別化領域は製造業DXです。2022年9月、横河電機の100%子会社である横河デジタルと資本業務提携を締結し、横河デジタルがLTS株式143,000株(発行済株式総数の3.3%)を取得しました。提携の狙いは、グローバル製造業向けの製造業DXコンサルティングの拡大、OTとITを組み合わせたサービスの提供、そしてOTとIT両方を扱う人材の育成プログラム開発です。工場IoTやスマートファクトリーの案件は、この提携を背景に持ちます。ほかに化粧品、出版、BPO(コールセンターのBPR・BPM)など幅広い業界を支援します。

その支援の進め方にも思想があります。顧客が自ら課題を解決できる体制づくりを志向し、顧客とチームを組んでコンサルティング業務を進めます。ある総合商社グループの支援では、顧客側に設けられたDX推進チームに参画しました。グループ各社から上がる経営課題を横断的に整理して適切な担い手へ割り振る取りまとめ役を担い、この支援は3年目に入りました。

成長性・外部評価

LTSの売上規模は、2017年の上場時に24億円でした。2025年12月期には166億円まで拡大しています。今後の方針は、毎年120%超の事業成長です。既存ビジネスの強化に加えて、新規事業開発・M&A・グローバル展開を進めます。

その手段に据えているのが、M&Aと資本提携です。2019年9月にエンジニアリング領域のワクトの全株式を取得して子会社化し、2022年9月に横河デジタルと、2023年9月にMETATEAMと資本業務提携を締結しました。

こうした事業の評価は、社外の場にも表れています。ビジネスアナリシスの専門性が経済産業省のデジタル人材に関する検討ワーキンググループで取り上げられ、同社の社員が、ビジネスアナリストの果たすべき役割について同ワーキンググループで講演しました。顧客企業のCXO層に向けたビジネスアナリシスの勉強会を、SAPジャパンと共催した実績もあります。

働き方・カルチャー

LTSの働き方は、出社頻度と時間を縛らないハイブリッド勤務です。制度としてフレックスタイム制、裁量労働制、テレワーク、短時間勤務制度、限定正社員があります。育児・介護・看護に関する休業や休暇も整備されています。

その組織構成には、新卒採用の蓄積が表れています。2023年から2025年にかけて新卒を各年60名規模で採用しており、単体では入社3年目までのメンバーが2割を超えます。

このほか福利厚生には、カフェテリアプラン、ベビーシッター利用補助、慶弔見舞金などがあります。社員総会やラウンド・テーブル、各種サークル活動も、社内に設けられた場です。健康経営を代表が率先して実践しており、健康と家族を土台に置いたうえで仕事で挑戦するという順序が全社の共通言語になっています。

キャリアパス・育成

LTSの育成基盤は、新卒採用を継続してきた蓄積の上にあります。階層別・テーマ別研修、メンター制度、1on1、資格取得支援制度、自己啓発支援が用意されています。OJTの厚みを支えているのは、外資系・日系大手ファーム出身のシニアプロフェッショナルが多数在籍していることです。

その専門性の軸は、ビジネスアナリシスとビジネスアーキテクトです。いずれも国際的な資格制度があり、毎年一定数の社員が取得しています。特定の業界やソリューションに紐づかないスキルなので、担当領域が変わっても持ち運べます。

こうした基盤のうえで、年齢や入社時期に関わらず役割が広がっています。入社時27歳の社員が、3年目にデジタル推進チームの部長となりました。入社時34歳で1年目から関西拠点の事業責任者を務めた社員、入社時48歳で1年目からSAP刷新プロジェクトの構想策定PMを担った社員もいます。10年目に取締役CSOとなった社員は、入社当時29歳でした。社員の意思を尊重した配置転換と、リーダーの意思を起点にしたサービス開発が奨励されています。

中途選考の傾向

LTSの中途選考は、書類選考 → 1次面接(マネージャー) → 2次面接(部門長) → 3次面接(役員・社長)という流れです。回数の目安はメンバークラスが2回、マネージャークラスが3回で、マネージャークラスにはリファレンスチェックが加わります。適性検査を最終選考までに受験する運用もあります。

その選考にケース面接はありません。重視されるのは人物像と顧客への向き合い方です。

この選考を通って入る中途入社者は、約9割がコンサルティングファーム出身です。2社のファームを経験している人が多くなっています。

向いている人

大手ファームで分業の一部を担ってきて、顧客との距離を縮めたい人に向いています。1案件3〜5名でプライム案件が約9割という構造から、顧客の意思決定に近い位置で働けます。顧客のボリュームゾーンは売上数千億円規模で、フロントに立つのは顧客側の上位層です。プロジェクト全体を見渡す経験も積みやすくなります。

また、上場企業の基盤と成長途上のフェーズを同時に取りたい人にも合います。東証プライム市場上場の事業基盤がありながら、方針に置いているのは毎年120%超の売上成長です。新規事業開発とM&Aも続いており、事業変革の当事者として関わる余地があります。

さらに、業界やソリューションに紐づかない専門性を積みたい人にも向いています。ビジネスアナリシスが組織の共通言語になっており、国際的な資格の取得支援に加えて、社外に発信する機会もあります。

このほか、働き方を長期で設計したい人にも合います。出社頻度と時間を縛らないハイブリッド勤務で、選べる制度はフレックスタイム制・裁量労働制・短時間勤務制度・限定正社員です。入社時48歳で1年目から構想策定のPMを務めた例もあり、年齢ではなく能力と本人の意志に応じて機会が配分されます。

よくある質問

LTSはどんな会社ですか?

2002年に設立された東証プライム市場上場の独立系コンサルティングファームです。DXとBPRを軸にビジネスコンサルティングとITコンサルティングを展開し、M&Aを重ねて連結1,000名超の規模になりました。ビジネスアナリシスという専門性を、組織の共通言語に据えています。

LTSの働き方の特徴は?

出社頻度と時間を縛らないハイブリッド勤務で、制度としてフレックスタイム制・裁量労働制・テレワーク・短時間勤務制度・限定正社員があります。育児・介護・看護に関する休業や休暇も整備されています。

LTSの中途選考はどんな流れですか?

書類選考 → 1次面接(マネージャー) → 2次面接(部門長) → 3次面接(役員・社長)という流れです。回数の目安はメンバークラスが2回、マネージャークラスが3回で、選考にケース面接はありません。

まとめ

株式会社エル・ティー・エスは、東証プライム市場上場の独立系コンサルティングファームで、DXとBPRを軸に4つの事業本部で事業を展開しています。プライム案件が約9割、1案件3〜5名という体制で上流から参画する点と、ビジネスアナリシスを組織の共通言語に据えている点が特徴です。売上は上場時の24億円から166億円まで拡大し、M&Aと資本提携を重ねてきました。ステラキャリアズでは、各社の選考傾向を踏まえたご相談を承っています。

※本記事は2026年8月時点で作成しています。制度・人員規模・案件構成などは変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

参照: lt-s.jp ほか

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