【プロが警告】「経歴詐称はバレて懲戒解雇」転職活動で絶対にやってはいけない5つのタブー
■はじめに
転職活動は、人生を左右する大きなイベントです。しかし、焦りや知識不足から「取り返しのつかないミス」を犯してしまう人が後を絶ちません。
「次が決まっていないけれど、とりあえず退職する」
「自分を良く見せようとして、少しだけ経歴を盛る」
これらは一見よくある話に見えますが、プロの目から見れば「即アウト」の危険な行為です。
今回はステラキャリアズ代表・村木と、BCG出身のエージェント・春名氏が、「転職活動で絶対にやってはいけないこと5選」について語ります。マッキンゼーで実際に起きた衝撃の「経歴詐称事件」など、裏話も満載です。
■ NG行動①:次が決まっていないのに退職する
Q:今回の動画では、ステラキャリアズ社長の村木さんと、エージェントをしていただいている春名さんに、「転職活動で絶対にやってはいけないこと5選」についてお話しいただきたいと思います。早速ですが、まず1つ目からお願いします。
A(春名):1つ目は、「次の会社が決まっていないのにとりあえず退職する」
これは計画性や衝動性があると思われるので、そういうところで低評価になる可能性があるのでやめた方がいいです。その理由としては、やっぱり会社の人事というのは、「メンタルが安定して働いてくれる人」の方が評価が高くなるわけなんで。
次が決まっていないのに退職してるって人は、印象がプラスに働くことはないけど、マイナスに働くっていう意味でリスクがあるので、やめた方がいいですね。
A(村木):そうですね。あと追加すると、面接っていつでも年中受けれるわけじゃないんですよ。
もちろん年中受けられる会社もあるんですけど、「うちは例えば3月と9月にしか面接してません」みたいな、そういう会社って一定数ありまして。もう会社辞めたんです、で、辞めてお給料はもらえないから早めに受けたい。で、ここの会社(受けたい)って来られても、「いやいや、今4月でもう3月の面接って終わってて、次9月ですよ」みたいな。で、そうすると、もうここの会社って諦めるしかないじゃないですか。
そういった理由からも、次決まっていないのに退職するっていうのは、もう絶対やっちゃいけないですね。
Q:と思ったんですけれども、逆にそんな「計画性がない人」っているんですか?
A(村木):いますね。計画性がないというか、何か「辛すぎて辞めちゃう」みたいな。
とにかく今の環境から出たいからまず逃げよう、みたいな感じで辞めちゃって。で、辞めて、ちょっと落ち着いて、ふぅ……みたいな(笑)。冷静になって、「じゃあ次探さなきゃ」みたいな感じで来られる方とかはいらっしゃるんですけど、でもちょっと踏みとどまっていただきたいですね、そういう方には。
■ NG行動②:実績を盛る(嘘をつく)
Q:ありがとうございます。では2つ目をお願いします。
A(春名):2つ目は「実績盛れ」。で、ひどい場合は「嘘をつく」ですね。
これはリファレンスチェックされてバレたらかなりリスキーなんで、やめた方がいいというか、懲戒解雇・懲戒免職とかになりますからね。
A(村木):そうですね。あと、嘘をつくまでいかなくとも、実績の盛り方って結構難しいと思ってて。
良かったというかアピールの仕方か……例えば新卒1年目の人とかが書類書く時とか、「何名のマネジメントしました」とかって書くのと思うんですけど、アウトですね。
A(春名):アウトですね(笑)。「なんかお前そんなことしてないだろう」って感じは伝わりますよね。
A(村木):なんか背伸びしちゃってるなみたいなのが見えて、なんかちょっと滑稽ですね、それは。なんかそれよりは、「一スタッフとして泥臭くやりました」っていう方向にアピールを持っていく方が、高評価なんじゃないかなっていうふうに思いますね。
Q:……我々含みますか? マッキンゼーの方がBCGのパートナーになった話。そんな嘘をつく人とかいないだろうって、特に(インタビュアーの)くらげさんとかね、純粋なんで思うかもしれないですけど。
A(村木):なんかこう、世の中色々といて……本当にびっくりしたのが、多分去年ぐらいなんですけど。マッキンゼーでマネージャーやってた人が、「いや、僕AP(アソシエイトパートナー)です」って嘘ついてBCGの面接を受けて。パートナー採用だと言ってパートナーになって、多分半年ぐらい働いてた後……なんかでもどっかであれ? おかしいってなって。問い詰めたら「すみません、APじゃなくてマネージャーでした」ってなって、普通にクビですね。
Q:逆にどこで気付いたんですか?
A(村木):(リファレンスチェックを)やったか、BCG入った後じゃないですかね。採る前に気づけよって話ですけど(笑)。でもこんなことやっても誰もハッピーにならないので、やめた方がいいですね、ホントに。
Q:確かに。でも何か良く見せたい気持ちは誰にでもあると思うんですけど、盛り方とかアピールの仕方って結構第三者の目線の方が難しかったりするかなと思うので、是非転職を考えている方は人に頼んでみてください。
■ NG行動③:条件を確認せずに承諾する
Q:続いて3つ目をお願いします。
A(春名):3つ目は、「年収とか条件について議論をしたり確認したりせず、承諾してしまう」ですね。
僕の経験談でいくと、ある会社に入ろうとした時に、最初先方から提示された条件が「2つの会社の役員」だったんですね。その後でそこで一旦内定を受諾して、実際にはオファーレターが出たタイミングはそれが「1個」に減ってたんですかね。ただ、僕は一回内定受諾したし、ここで一旦揉めるのもなと思って、1本化ということに気づいたんですけど、そのまま受諾した上で(入社した)。
A(村木):そう。
A(春名):で、結局それで入社した暁に、「やりたかったことが違う」ってなったりした経験がありましたね。「だいぶ僕が外にあるので(別の会社の役員もやる予定だったので)、何かしてください」みたいな。
A(村木):僕自身もBCG入った後、結婚後にそういう失敗談とかがあって。ただどっちかが悪いとかじゃなく、普通に条件をちゃんと詰めなかったというところが悪いって話なんで、そこはちゃんと詰めに行った方がいいですね。
あと、「年収交渉」もちゃんとやった方が良くて。自分の能力以上に吊り上げすぎると入ったあと苦しくなりますけど、低すぎても結構入ってからヘイト溜める結果になっちゃうと思うんで。ここは客観的に自分の市場価値見ながら、適正な価格を交渉していったらいいかなと思います。
ただ、その求職者の方が個人で会社と交渉するっていうのは難しいとは思うので、そこはぜひ転職エージェントを使ってやっていただけたらと思います。
■ NG行動④:引き止めに応じる
Q:ありがとうございます。続いて4つ目をお願いします。
A(春名):4つ目は「引き止めで残る」ですね。これはなぜかというと、結局辞めたくなるからです。
ただ、考え方は分かれるとは思っていて。キャリアの話って「PDCAをいかに早く回すか」という話と、「いかに忍耐強くその場で花咲かせるか」っていう、この対立だと思うんですけど。僕的には結構PDCAを早く回したいという性格なので、引き止めで残るくらいだったら、早く次行った方がいいんじゃないかなっていう派ですね。
A(村木):その引き止めの時に、会社側としてはそこの原因を直していくっていうことを話されるかもしれないですけど、会社の制度とかカルチャーって、そんなに簡単に変わるものでもないので。そこに頼るっていうのも、あんまり実現性が高くないかなと思いますね。
A(春名):そうですよね。
A(村木):やっぱり引き留める側としては、今の内定を辞退してくれたらそれでいいわけで。だから辞退するまでは、それはいいこと言うけど。今辞退して、辞退した後に「やっぱりもう一回(辞めます)」ってなかなか言いづらいじゃないですか。辞退したら基本的にはそのカード(転職という武器)って使えないので。「よっしゃ辞退した」ってなったら、「ごめん、やっぱりあの話はなかったことにして、また何か元通り働いて」みたいな言われるケースとかも全然ありますし。
やっぱり特に大企業とかだと普通に人事異動とかもあるので、「何か俺がどうにかしてやるよ」って言ってた上司が別のところに行くとか、普通にあり得る話ですから。あんまりなんか、引き止めの条件を真に受け過ぎない方がいいですね。
Q:でもなんか私とか結構、何か仕事よりも「一緒に働く人」とかを重視しちゃうので、「辞めないで」と言われたら結構揺らぐというか。「この人お世話になったしな」とか思うじゃないですか。そういう時はどういう考えになればいいですか?
A(村木):でも人生は基本一人で生きてるので、死ぬ時に一人ですし(笑)。何かやっぱり自分の人生を生きた方がいいと思いますね。
A(春名):うん、確かにそうですね。その時のご縁とかじゃなくて、長い目で自分の人生観た方がいいですね。
A(村木):生まれる時も一人だし、死ぬ時も一人だから、何か間で仲間ができたと思っても、それは多分思い込みじゃないですかね。
A(春名):そうですね(笑)。
Q:……村木さん、私と友達になってください。
A(村木):ちょっと多分難しくて。自分と友達を作らないで……結婚式で一回お会いしたいってことじゃなくて、人生で他の方から誘われても、「5万円のご祝儀代もったいないから行かない」って結婚説明に言いますね。私、人生で既に4回断ってます。結婚式。
Q:そうなんですね(笑)。
A(村木):はい(笑)。
■ NG行動⑤:エージェントを使わず一人で進める
Q:最後5つ目お願いします。
A(春名):5つ目は「一人で進める」ですね。
転職エージェントって求職者からしたらタダなんで、使った方がいいかなと思います。ただ、「うまく利用する」っていうのが大事で、転職エージェントの言いなり、都合のいいように利用されたら(ダメ)ですね。
僕の経験談で言うと、コンサル転職した時にあるエージェント使ったんですけど、「戦略コンサルに行きたい」って言ったら、「BCGと他2社、3社しか今募集してない」って言われたんですよ。他のエージェントは後から知ったんですけど、全然ベインとかアンブレラ(?)とかも扱ってるから。そのエージェントがその案件を扱ってないがために、「このファームは募集してない」って言われて。僕は「そうなんだ」と思って、その2社・3社だけ受けた。第一志望のBCG受かったから良かったんですけど、それで行けてなかったらね、キャリアを大きく変えてたので。そういうところを踏まえてうまく利用するっていうのがいいかなと思います。
A(村木):私からそこへ行くとしたら、ステラキャリアズはだいぶ安心かなと思っていて。理由は2つあるんですけど。
一つは、基本もう戦略ファームから、総合型のファームと呼ばれるところから、あと最近できた新しいところまで、名前・一般的にみんなが知ってるような会社っていうのは全部ご紹介可能です。
仮にちょっとニッチな会社で「こういうところも受けてみたい」なところで、うちがご紹介できなくても、そこを止めるっていうことは絶対しないので。何かそういう「3社しか受けれません」みたいな、そういうことはまず起こりえないかなっていうところと。
あと二つ目に、うちの会社ホームページとか見ていただくと、「夢を叶える転職をご支援する」っていうふうに書かせていただいていて。だからやっぱり、その人の夢が本当に叶わない転職であれば、全然転職しなくていいですよっていうふうにお伝えすることとかもいっぱいあるんですね。
実際、去年とか、例えばドリームインキュベータ内定した方とかいたんですけど。でも何かその方が、「いや、本当はドリームインキュベータじゃなくてBCGとか行きたかったんだ」って言って、結局辞退されるってことになったんですけど。私あんまりそれ止めなくて。だってその人は「ドリームインキュベータじゃなくてBCG行きたい、に行く(行けない)ぐらいだったら、今の会社で頑張りたい」って。何かそれはその方の人生だと思うので、何かそこはすごく尊重して。「もう、内定辞退を私は後押しして、またいずれ将来こうレベルアップした時に、BCGとかベインとか行けたら、その時またうちがご支援しますね」っていう感じで、はい、終わりました。
■さいごに
転職活動には「取り返しのつかない落とし穴」がいくつも存在します。
「次を決めずに辞める」無計画さ、「実績を盛る」不誠実さ、「条件交渉をしない」遠慮、そして「情に流されて残る」優柔不断さ。これらはすべて、あなたのキャリアを傷つけるリスク要因です。
特にエージェント選びは重要です。春名氏の実体験のように、エージェントの都合で選択肢を狭められてしまうこともあります。「夢を叶える転職」を実現するためには、すべての選択肢を提示し、時には「転職しないこと」さえ後押ししてくれる、信頼できるパートナーを見つけることが第一歩です。
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