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 【ベンチャーコンサルのリアル】アクセンチュアから宇宙コンサルへ—楽しめる仕事を選んだ理由

■はじめに

本記事では、大手コンサルティングファーム・アクセンチュアから、宇宙・DX領域のベンチャー企業「株式会社スペースブラスト(旧デジタルブラスト)」へと転職し、現在はコンサルティング事業部の副部長として活躍されている安中さんにお話を伺いました。

  • 宇宙開発の最前線で民間企業が果たす役割とは何か。

  •  大手コンサルからベンチャーへ移ることで得られるキャリア価値とは。

  •  そして、スペースブラストという会社が目指す未来とは。

「楽しめる仕事をしたい」という想いから始まったキャリア転換のリアルと、宇宙領域のビジネスの可能性について、赤裸々に語っていただきました。

■自己紹介

Q:まずは自己紹介をお願いします。

A:現在、株式会社スペースブラストのコンサルティング事業部で副部長を務めています。大学院卒業後、新卒でアクセンチュアに入社し、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成や、製造業向けのデータ活用・DX推進の提案に数年間従事しました。

4年前に現在の会社に転職し、現在はDX担当として、宇宙系およびIT系のコンサルティングを行っています。

■ 宇宙 × DXの最前線で働くということ

Q:スペースブラストとは、どのような事業をしている会社なのですか?

A:主に3つの柱があります。1つは宇宙事業で、特に宇宙空間でのライフサイエンス研究や実験装置の開発を行っています。2つ目がコンサルティング事業で、宇宙系やIT・DXの知見を提供しています。3つ目がイベント事業です。現在はDX分野が拡大しており、私は主にそこを担当していますが、入社当初は宇宙関連の執筆活動なども行っていました。

Q:宇宙での実験といえば、JAXAのイメージがあります。民間企業が取り組む意義はどこにあるのでしょう?

A:JAXAさんのような公的機関は、国のお金を使うため「結果が出やすいもの」や「公共性の高いもの」に用途が限られる傾向があります。一方で民間は、よりチャレンジングなことや、自由な資金の使い道で研究を進められる点に大きな意義があります。

■ アクセンチュア時代——そして転職を決意した理由

Q:新卒でアクセンチュアを選んだ理由は何でしたか?

A:大学院時代に畜産の研究をしていて、衛星画像やGPSを使って牛の行動を分析し、酪農を効率化する研究をしていました。その経験から、「デジタル技術を使って事業を良くすること」に興味を持ち、アクセンチュアのデジタル部門が自分に合っていると考えました。

Q:やはりアクセンチュアの仕事はハードでしたか?

A:精神的に詰められるような辛さはありませんでしたが、求められる基準の高さと業務の物量は凄まじかったです。ただ、新卒1年目から「自分の一挙手一投足にどれだけの対価(単価)が支払われているか」を意識させられ、顧客の期待を超えるための仕事の進め方を徹底的に叩き込まれたことは、非常に良い経験になりました。

Q:そこから転職を考えたきっかけは?

A:10年後の自分を想像したとき、アクセンチュアのシニアな方々は高年収ではありましたが、多忙を極め、「お金のために楽しくない仕事もこなさなければならない」というギャップを感じました。自分は「気づいたら一日中やってしまうような、自分が楽しめる仕事」をしたいと考えたんです。

■ スペースブラストとの出会いと決断

Q:スペースブラストに入社を決めた理由は?

A:LinkedInを通じて声をかけてもらったのがきっかけです。大学院時代にJAXAに落ちたという「宇宙への未練」もありましたが、一番の決め手は「人の良さ」と「社長の楽しそうな姿」でした。創業社長が宇宙事業とコンサル事業を本当に楽しそうに語るのを見て、ここで働きたいと直感しました。

■ ベンチャーコンサルで得られた裁量と報酬

Q:大手からベンチャーへ——年収が下がる不安はありませんでしたか?

A:実は年収は上がりました。ハンバーガー数千個分くらいは上がったイメージです(笑)。スペースブラストのようなブティック系のファームでは、少人数で高い価値を出すため、大手より給与が高くなる現象が実際にあります。

Q:仕事の責任や役割にはどのような変化がありましたか?

A:アクセンチュアのような大規模ファームでは、数百人が関わるプロジェクトの一部を担当することが多いですが、今は裁量が非常に大きいです。入社してすぐにマネージャー層として、顧客の役員クラスの方々と直接対峙し、プロジェクトを拡大させていく経験ができました。現在は、一社で十数名のチームを率いるリード役も務めています。

Q:未経験からでも活躍は可能ですか?

A:はい、未経験から2〜3年でマネージャーになる人もいます。教育はOJTが中心ですが、大切なのは「物事を深く考えられるかどうか」です。目の前の課題を単にこなすのではなく、他の事例との共通点を見つけて応用できる「アナロジー思考」が得意な方には、非常に楽しい環境だと思います。

■ スペースブラストの未来

Q:スペースブラストが目指す「出口戦略」を教えてください。

A:クライアントとDXなどで信頼関係を築いた先に、「宇宙事業」という新しいステージに繋げていくことを目指しています。数十年後には、宇宙技術が今のインターネットのように「どこの会社でも当たり前に使えるインフラ」になると確信しています。

Q:記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。

A:スペースブラストはまだ成長途中の会社です。看板がない分、個人の責任は重いですが、「会社を大きくしながら、自分も成長していきたい」という気概がある方には最高の環境です。宇宙やコンサルに興味がある方は、ぜひ挑戦していただきたいです。

■さいごに

アクセンチュアという大企業から、宇宙 × DX のベンチャーコンサルへ。そのキャリア選択は「待遇」ではなく「楽しめる仕事」を軸にした決断でした。

待遇やブランドだけでなく、
✔ 自分が本当に楽しめる領域か
✔ 裁量と責任を持てる環境か
✔ その延長線に理想の未来があるか

この3つを基準に転職を考える重要性が、安中さんの選択から強く感じられました。

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