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マッキンゼー→PEファンド→経営者が断言。「結論、コンサルへ行け」と語る、年収1,500万〜1億を最短で狙うキャリア戦略

今回は、ステラキャリアズの動画でもおなじみ、新卒で大手日系企業(JTC)に入社後、外資系コンサルティングファーム(マッキンゼー)、PEファンドを経て、現在は6社ほどの会社を経営されている佐藤さんにお話を伺いました。

20代後半から30代にかけて、「このまま今の会社にいて年収1,000万円、あるいは1,500万円の壁を超えられるのだろうか?」と不安を感じる方は少なくありません。努力量に関わらず、身を置く環境によって生涯年収は大きく変わってしまいます。

今回は、「30代で年収1,500万円を狙うための具体的な方法」について、ご自身の実体験と「わらしべ長者」的なキャリア戦略をもとに、赤裸々に語っていただきました。

■ 結論、「稼げる会社」に入り続けるしかない

Q:早速ですが、今20代後半くらいの方で、このまま30代中盤になっても年収1,000万円を超えるか不安だという方は多いと思います。そういう方が、30代で年収1,500万円を目指すためにはどうしたらいいのでしょうか?

A: 結論、金が稼げる会社に入って昇進し続けるっていうことだと思うんですよね。これはご覧になられているオーディエンスの方たちを考えると、そういう答えなのかなとは思います。

それ以外にも起業するであったりとか、色々オプションとかあるとは思うんですけれども。ファンドに行ってキャリー(成功報酬)を当てるであったりとかですね、そういうことをこうちょっと除いたとしてもですね、普通に稼げる会社に入ってで、昇進し続けるっていうのは普通に答えになるかなという風には思ってはいます。

Q:やはり、会社選びが全てということでしょうか?

A: 大体、同じ会社で稼げる金額っていうのはもう決まっていて。上長とか見ているといくらぐらい稼いでいるのかとかをこうポロポロ話してくれると思うんで、それ聞いたら大体「俺の伸び代ここだな」っていうのが分かると思うんですよね。

例えば、設定していて「課長で1,000万円ぐらいが目安です」みたいな。で、「部長だったら1,500万円が目安です」っていう風な話だったら、もうそこのラインでしかないって話ですね。

社長まで行って…行くだけみたいな話っていうのは、基本的にはあんまり発生していないので、そこ目指してもしょうがないっていう。部長とかわかんないですけど、それよりもこう1個上の本部長であったりとか、わかんないですけれども、そこら辺がこうそのマックスの、人生のマックス位置になっちゃうっていうのが、多分JTC(伝統的な日系企業)にいる時に制約として受けることだとは思うですよね。

■ 副業に逃げず、本業の「戦場」を変える

Q:今の会社に在籍しながら、副業で収入を増やすという選択肢についてはどう思われますか?

A: 副業やって、ちょろちょろ稼ぐみたいな話はあるかもしれないんですけれども、なんつうんですかね、副業でやって爆発的に当たるみたいなことってあんまりないじゃないですか、と思うんですよね。

自分もやってたんですけれども、本業でこう真面目に働いている時に副業やってもしょうがないって話があるんで。基本的にはサラリーマンとしてお金を稼ぎたいのであれば、もう稼げる会社に入って、爆速で昇進し続けるっていう、もうこれに尽きるかなという風には思っております。

Q:佐藤さんの仰る「稼げる会社」というのは、具体的にどうやって見極めればいいのでしょうか。

A: 稼げる会社って何なんだっていう話なんですけれども、大体こうそのオープンワークであったりとか、いろんなところこう見ていると、どこの会社でいくらぐらい稼げるのかっていうのって載ってるんですよね。もうデータとかちょろちょろこう見てたら、自分、マッキンゼーだったら、いくらいくらまで行くなとか、BCGだったらいくらいくらまで行くなとか、KPMGだったらマネージャーだったらこれぐらい、みたいな話とかですね。別に分かると思うんですよね。

で、マネージャーとかパートナーとか、そういうのにこうなっていくための期間とかも、大体こう会社によって決まってるんですよね。例えばBCGさんだったら、えー、うん、1ヶ月とかそういうのがこうそのなんとなく決まるんですね、ワンタイトル上がるためにですね。

で、そこのこのタイトルの上がるためのスピードであったりとか、そのタイトルにおいていくらもらえるのかみたいなところをこう研究して、で、その上で自分の行きたい会社を定め、そこにただただ入るための努力をし続けるっていうのが1番いいかなとは思ってます。

■ 学生時代に絶望し、「給与テーブル」を研究した

Q:佐藤さんご自身は、いつ頃からそういったキャリア戦略を考えられていたのですか?

A: 自分なんですけれども、前の動画でお伝えさせていただいたんですが、大学生の時に「大体こう年収500万ぐらいがお前らのほとんどだ」みたいなこと言われて。で、ちょろっとこう上の方に書いてある1,000万の点のところがあったんですけれども、「その1000万の点ですら珍しい、しかもそこが自分の限界」みたいなこと言われたんですよね。

もうその瞬間、めちゃくちゃ研究しまくって。とりあえずこうロンダリングしようみたいな話とかあったんで、どこの大学行ったらいいのかみたいな話だけじゃなくて、もうそこから先、給料とかってどういう会社に入ったらどれぐらい生まれるんだみたいなって、めちゃくちゃこうその調べたんですよね。

そうすると、「JTCってそんな行かないな」みたいな話っていうのはもうその時点で分かっていたっていう。金融機関とか、それなりにこうそのいいお金くれたりするような場所とかもあったりするんですけれども、商社とかですね。商社とか最近はちょっと給与テーブルバグってるんで、ちょっとその限りじゃない部分っちゃあるんですけれども、大筋金持ちにはなれないっていうのが分かったっていう。

金持ちはどこのラインとして置くのかっていうのもあると思うんですけども、自分が思ってる金持ちにはなり得ないなっていうのは分かったんですよね。

■ 同じ仕事でも年収は500万変わる。「Where to Play」の重要性

Q:それでコンサルティングファームを目指されたわけですね。

A: で、コンサルティングファーム行こうと思ったんですけれども、色々こう自分も点々としているんですけれども、各コンサルティングファームでも給与テーブルって結構違うっていう。なんか何回か転職してると、同じことやってるのになんか給料、年収でいくと500万ぐらい違うみたいな話が普通にザラにあるんで。

えー、もう全然こうそのバトルフィールドで決まっちゃうっていう。「Where to Play」ですよね。Where to Play間違えちゃあかんなっていうのは、何度かの転職の中でもですね、よくわかったっていうな。

JTCからコンサルティングファームに転職した時に、私、年収下げてるんで。役職としても別にあんま変わってないのに普通に下がってるっていう。で、外資系だったんですよ。そういうこともあったりするんで、めちゃくちゃこう「どこで働くか」っていうのが非常に重要っていう。

Q:実際に「戦コン(戦略コンサル)」であるマッキンゼーに入られた時はどうでしたか?

A: マッキンゼーで働いている時とかはですね、1番最初にはそのスタッフ的な、メンバー的なこうクラスで入ったんですけれども、もうその時点で元々いた会社の年収の1.5倍から2倍ぐらいになる、みたいな話っていうのもありましたと。

で、別に役職的にはなんか、ちょっと下がるぐらいの感じだったんですけれどね。そういうこともあったりするんで、やっぱり大事で。外資系の戦略コンサルティングファームっていうのは、サラリーマン的にはそこそこの金がいい部類だったりするんで、私的にはおすすめだと思ってます。あと外資系の投資銀行とかですね。

■ 「戦コン」なら昇進スピードが段違い

Q:給与の高さだけでなく、昇進のスピード感も違いますか?

A: あとは出世のしやすさみたいなところが結構大事だったりするかなと思うんですけれども。会社によってカルチャー合う合わないとか、出世しやすいしづらいとかってまあまああったりするなっていう。

例えばなんですけれども、総合系のファームとかだったら出世するのになんか通常、3、4年かかりますみたいな話とかってザラにあったりするんですよね。これなんか役職ごとに、役職というかタイトルの中にもいくつかのこうステージみたいなのが設けられていて、それをこう1個ずつ上がっていくみたいな通常のプロセスを踏むとしたらですね、4年かかるみたいな、4段階あるからみたいな。そういう会社さんもあったりしますし。

一気になんかこうポンって上がっちゃうみたいなケースも普通にあったりしますと。そういうことも踏まえても、戦略ファームっていうのは相対的にすごくこう昇進が早かったりするので、スピーディにですね、過去のこう巻き返しを図って給料稼ぎたいっていう風になったら、戦コンは結構おすすめだったりします。

Q:なるほど。では「30代で1,500万円」という目標に対しては、戦略コンサルに行けば達成可能ということですね。

A: で、1,500万円っていう水準にいくかどうかみたいな話とかもあったりすると思うんですけれども、1,500万円だったらもう戦コンに転職したらすぐ行けますっていう話だと思ってます。

で、じゃあ2,000万円行くのかとか、3,000万とか5,000万、1億行くのかとかっていう話はあるんですけれども、やっぱりそこも結構早いっていうのが印象ですね。

稼がれている方たちの話を聞いているとですね、一生懸命行かれている方たちとかも普通にいらっしゃるんですけれども、やっぱ早いなっていう。例えば40代中盤ぐらいとかで1億稼がれてる方とかがこういらっしゃるみたいな、目の前に、っていう風になって。

で、同じようなこうその仕事を、ちょっと違うバトルフィールドでやられてる方たちがいくらぐらい稼いでるのかって言ったら、もう3,000万とかそんなもんだったりするケースが結構多かったりするんで。やっぱり戦略コンサルティングファーム、最高!って思うのは自分だけじゃないと思うんですよね。

■ 今すぐ入れないなら「わらしべ長者」戦略を使え

Q:お話を聞いて「戦コンで稼ぎたい!」と思う人は多いと思いますが、やはり採用人数も少なく難関です。もしすぐに入れなかった場合はどうすればいいでしょうか?

A: 基本徹底して「わらしべ」するってことだと思うんですよね。どのポイントでいくら稼ぎたいのかっていう話が、多分その人にはきっとあって、で、そのタイミングで稼げるパスっていうのをこう選んでいくしかないと思います。

で、自分にある選択肢の中からしか多分それって選べないと思うので、そういう意味で今その選択肢にならないケースがあったりもしますし。事前の選択肢とか普通にあると思うんです。

例えばなんですけれども、4年後にこう戦コンに入って1,500万にしようみたいな話があったら、1回こう総合コンサルとか踏んどいて。で、そこでこうそれなりにコンサルスキルも、あの面接対策も、あとはキャリア上のレジュメとかそういうものもですね綺麗にして、で、受かるようにしようみたいな話があるというケースもあると思うんですね。

で、そこの過程において多分、1,500万円行かなかったとしてもですね、総合コンサルで1,000万みたいなケースはまああったりするんで、そこ1回踏んどいて2年ぐらいやって、で、そのタイミングでこうジャンプするみたいな。わかんないです、そういうのもあるんじゃないかなって。

Q:一度別のコンサルを経由して、ステップアップしていくということですね。

A: 年単位とかですね。で、その過程で踏むべきところで行くと、やっぱり前もなんか「わらしべ」の話でちょっとやらせていただいたんですけれども、普通にコンサルで、別のコンサルに行っておくっていうのは、なんか1個オプションとしてはあるんじゃないかなと思うんですよね。

アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EYとかベイカレントとか色々あると思うんですけれども、そういう種の会社に行っておいてやるっていうのはいいかなとは思います。

で、この種の会社においても、別にマネージャーとかシニアマネージャーで1,500万円以上稼いでる人達っていうのはめちゃくちゃザラにいるので、そういうところをこうエンドポイントとしておくっていうのもあるかなとは思いますね。なので結論ですね、コンサル行っとけっていう話です。

Q:ありがとうございます。自分の手持ちのカードの中で、一番いい選択肢を選び続けることが重要だと分かりました。

A: 選択肢がある…色々考えてみたら色々な選択肢があるってことが分かったんですけど、その中から1番自分の手札の中からどれが1番いいかっていうのを考えて行動していくっていうのがね、いいってことですよね。はい、ありがとうございました。

まとめ(示唆)

今回の佐藤さんのお話から見えてくる核心は、以下の3点です。

  1. 年収は「個人の能力」ではなく「業界と会社(バトルフィールド)」で決まる。

  2. 30代で1,500万を狙うなら、昇進スピードが速くベース給与が高い「戦略コンサル」が最短ルート。

  3. いきなり戦略コンサルが難しくても、総合コンサル等を経由する「わらしべ戦略」で到達可能。

「自分の会社の部長はいくら貰っているか?」この問いへの答えが、今の場所に居続けた場合の限界値です。もしその額に納得できないのであれば、佐藤さんが仰るように「稼げる会社」へ戦場を移すことが、最も確実な解決策と言えるでしょう。

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